【40代男性】非該当の認定に異議申し立てを行い、14級を獲得。示談金額が160万円増額した事例。
事案の概要
相談者: 40代男性 / 会社員
(事故の態様)
依頼者の方は、信号待ちの停車中に後続車両に追突され、頸部挫傷を受
傷しました。
(通院期間)
6ヶ月
(後遺障害内容)
頸部挫傷後の頸部の痛み、手指のしびれ
ご依頼の経緯
依頼者の方は、加害者側の保険会社を通じて後遺障害等級認定を行いま
した。しかし、その結果は非該当でした。
依頼者は、非該当という結果だけでなく、保険会社の対応にも納得がい
かず、相談に見えられました。
受任後の活動
◆異議の申し立て
弁護士が医療記録を検討したところ、事故時点から自覚症状を訴えてお
り、自覚症状の一貫性や治療の継続性については問題がありませんでし
た。
また、医療記録の中には自覚症状を裏付ける神経学的所見がありました
が、保険会社を通じて行った後遺障害の認定の際には、この書類を提出
していないようでした。
そこで神経学的所見を新たに提出して異議申し立てをしたところ、自覚
症状が理由づけられるとして14級を獲得することができました。
◆保険会社との交渉
14級の後遺症障害の認定を前提に、保険会社に対して示談の交渉を行い
ました。
その結果、裁判基準に近い金額での示談をまとめることができ、保険会社
の当初金額を大幅に上回ることができました。
結果
後遺障害等級14級を獲得できたことで、保険会社の当初提示額よりも
160万円増額して示談をすることができました。
当初の非該当の等級認定結果に強い不満をいただいていた依頼者も、こ
の結果に強く満足していました。
後遺障害の等級認定結果に不満をお持ちのときは、異議申立てにより等
級の認定を受けることができるかを、医療記録によりしっかり検討する
ことが重要です。
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